賃貸の退去費用はいくら?相場・負担範囲・高額請求の防ぎ方を徹底解説 | RentEase(レンティーズ) クレカde賃貸

ブログ

目次

ブログ

目次

ブログ

賃貸の退去費用はいくら?相場・負担範囲・高額請求の防ぎ方を徹底解説

2025.03.19

賃貸の退去費用はいくら?相場・負担範囲・高額請求の防ぎ方を徹底解説

賃貸物件に住んでいると、避けて通れないのが「退去時の費用」です。
「どれくらいの金額がかかるの?」「全部自分が負担しなきゃいけないの?」「高額請求されたらどうしよう…」など、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、退去費用には“相場”があり、負担のルールや金額も国のガイドラインである程度決められています。にもかかわらず、退去時にトラブルになるケースは少なくありません。

本記事では、退去費用の相場や内訳、借主と貸主の負担のルール、高額請求を防ぐための対策まで詳しく解説します。
事前に正しい知識を身につけておけば、不当な請求を防ぎ、安心して次の住まいへと移ることができますよ。

退去費用とは?どんな費用がかかるのか

賃貸物件を退去する際には、部屋を元の状態に戻すための「退去費用」が発生します。
この退去費用は、主に以下のような2つの費用で構成されています。

①原状回復費用

原状回復費用とは、借主が住んでいる間に発生したキズや汚れなどを修繕・補修するための費用です。
ただし、「すべて借主が負担する」というわけではありません。国土交通省の「原状回復をめぐるガイドライン」では、以下のように明確な線引きがされています。

  • 自然な経年劣化・通常使用による汚れ:貸主の負担
    例)家具による床のへこみ、日焼けによる壁紙の変色など
  • 故意・過失による損傷:借主の負担
    例)壁の穴、ペットのキズ、たばこのヤニ汚れなど

つまり、自分の使い方によって発生したダメージに限り、原状回復費用を支払う必要があるということです。

②ハウスクリーニング費用

ハウスクリーニング費用は、部屋全体の専門的な清掃にかかる費用です。
これは「特約」として契約時に明記されていることが多く、故意・過失に関係なく借主が一律で負担するケースが一般的です。

主なクリーニング対象は以下の通りです。

  • キッチン(油汚れや水アカの除去)
  • トイレ・浴室(カビや水アカの除去)
  • フローリング・壁・天井(ホコリや汚れの除去)
  • エアコンや換気扇のフィルター清掃など

最近では、「敷金なし」の代わりに「退去時に必ずクリーニング費を請求します」といった契約も増えており、実質的にはクリーニング費=必須の退去費用と考えておいたほうが安心です。

退去費用の相場はどれくらい?

退去費用の金額は、部屋の広さや間取り・居住年数・補修の有無などによって異なりますが、おおよその「相場」を知っておくことで、請求内容が妥当かどうか判断しやすくなります。

以下は、退去費用の一般的な目安です。

間取り・広さごとの相場目安

間取り / 広さ退去費用の相場
ワンルーム・1K(20㎡前後)2万〜4万円
1LDK・2DK(30〜40㎡)4万〜6万円
2LDK・3DK(50〜70㎡)6万〜9万円
3LDK以上(70㎡以上)9万〜12万円以上

※クリーニング費のみで済む場合はこの範囲内ですが、故意・過失による補修があると費用はさらに高くなります。

補修・清掃が必要な箇所によっても変動

補修箇所・作業内容費用目安(参考)
壁紙の張り替え(1㎡あたり)約1,000〜1,500円
フローリング部分補修数千円〜数万円
キッチン・浴室・トイレのクリーニング5,000〜2万円
エアコン内部洗浄8,000〜15,000円前後

敷金でカバーできるとは限らない

「敷金を預けているから大丈夫」と思いがちですが、敷金を超える原状回復費用がかかった場合は追加請求されることもあります。
また、敷金0円の物件では、退去時にクリーニング費などが全額請求されるケースも多いため、要注意です。

退去費用は誰が負担する?貸主・借主の分担ルール

「退去費用は全部こちらが負担なの?」と疑問に感じる方も多いですが、実際には貸主と借主の費用分担には明確なルールがあります。

このルールは、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によって定められています。

基本ルールは「自然損耗=貸主負担」「過失=借主負担」

負担区分主な例
貸主負担経年劣化・自然損耗(例:日焼け、家具跡、設備の寿命)
借主負担故意・過失による損傷(例:壁の穴、タバコのヤニ、ペットによる傷)

「特約」によって借主負担が増える場合も

契約書に記載された「特約」により、通常は貸主負担となる費用も借主が負担するケースがあります。たとえば:

  • クリーニング費用を借主が一律で負担する
  • 畳の表替えや襖の張り替え費を借主が負担する
  • 敷金の一部を返還しない「敷引き特約」がある

これらは契約書の内容によって左右されるため、入居前に必ず確認することが大切です。

負担に納得できない場合はどうする?

もし、請求された費用に納得がいかない場合は、以下の対応をおすすめします。

  • 費用の内訳明細を確認する
  • 契約書やガイドラインを照らし合わせて確認する
  • 不当請求の可能性があれば消費生活センターなどに相談する

知識があるだけで、不当な請求を防げる可能性が高まります。特に「ガイドラインの内容」を理解しておくことは重要です。

退去費用が高額になる原因とは?

退去費用は、部屋の使い方によって大きく変動します。通常のクリーニングや経年劣化だけで済めば費用は比較的安価に抑えられますが、注意すべきポイントを見落とすと高額請求につながるケースも少なくありません

以下のような原因が、退去費用を高くしてしまう代表例です。

1. タバコのヤニ汚れ・臭い

室内で喫煙していると、壁紙にヤニ汚れが付き、全面張り替えが必要になるケースもあります。さらに、タバコの臭い除去のために専門的な脱臭作業が発生することも。

2. ペットによる損傷・臭い

ペット可物件であっても、傷・臭い・汚れがひどい場合は別途修繕費が必要になります。壁や床の張り替え、消臭作業などが加わると、費用は一気に跳ね上がります。

3. DIYや装飾による破損

自分で行ったDIYや装飾(壁への釘・ネジ、ペンキ塗りなど)が原状回復の範囲を超えていると、張り替え・補修費が発生します。

4. カビや汚れの放置

換気不足によるカビ、日常の掃除を怠ったことによる頑固な汚れは、「借主の管理不足」と判断され、借主負担になることが多いです。

5. 水漏れ・設備不具合の放置

エアコンの水漏れや洗面台の不具合など、早期に連絡・対処していれば防げた損傷は、放置した場合借主の過失扱いになることがあります。

6. 敷金0円物件に住んでいた場合

敷金がない物件は、退去時にクリーニング代や修繕費が全額自己負担になるため、思った以上に高額になるケースが多くなります。

退去費用を抑えるための6つのポイント

退去費用は、ちょっとした意識や工夫で軽減できます。以下の6つのポイントを意識することで、無駄な出費を防ぎ、スムーズに退去できるようになります。

1. 入居時に部屋の状態を記録する

入居時にすでにあった傷や汚れは、退去時の費用に含まれるべきではありません。写真・メモでしっかり記録を残しておくことが重要です。

2. 契約書・特約の内容をしっかり確認

契約書の「特約」によって退去費用が変わることがあります。クリーニング代や敷引きなどの条件は、入居前に必ず確認しておきましょう

3. 定期的に掃除・メンテナンスする

カビや頑固な汚れ、設備の不具合は、日頃の手入れで予防可能です。こまめな掃除と点検を心がけましょう。

4. 傷みや異常はすぐに報告・対応する

設備の異常や損傷を放置すると、退去時に「過失」とみなされてしまいます。気づいたらすぐに管理会社へ報告・修理を依頼しましょう。

5. ペットや喫煙はリスクを理解して対応

ペットの飼育や喫煙は退去費用が高くなりやすいため、換気や消臭、保護シートの活用などの対策を取りましょう。

6. 退去前は丁寧に清掃する

立ち会い前のクリーニングで印象が大きく変わることもあります。できる範囲で丁寧に掃除しておくことが、トラブル回避につながります

退去費用が払えないときの対処法と相談先

引っ越しには何かと出費が重なるもの。もしも退去費用が思ったより高額で「今すぐ払えない…」という場合でも、慌てず冷静に対応することが大切です。以下に、対処法と相談先をご紹介します。

1. 管理会社や大家さんに相談する

まずは、管理会社や大家さんに早めに連絡・相談しましょう。「分割払いにできないか」「支払い期限を延ばせないか」など、柔軟に対応してもらえるケースもあります。

2. 退去費用の内訳をしっかり確認する

提示された費用に納得できない場合は、内訳を確認して不明点を明らかにしましょう。明らかに入居者の負担ではない内容が含まれていることもあります。

3. 第三者機関に相談する

費用や対応に不満・不安があるときは、第三者に相談することも有効です。無料でアドバイスを受けられる機関もあります。

  • 全国の消費生活センター(188番)
  • 公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会
  • 宅地建物取引業協会(宅建協会) など

4. 弁護士に相談する

状況によっては弁護士への相談が有効なケースもあります。特に、納得できない高額請求や契約内容との齟齬がある場合は、専門家の意見を仰ぎましょう。初回無料相談を行っている法律事務所も多数あります。

5. 支払いが困難な場合の手段

どうしても支払いが難しい場合は、以下の方法で一時的に資金を確保する選択肢もあります。

  • 家族・知人から借りる
  • クレジットカードのキャッシング枠を使う
  • カードローンを利用する(※返済計画をしっかり立てること)

ただし、無理な借入はおすすめしません。あくまで最終手段として検討しましょう。

まとめ|退去費用の相場と知識を理解して、トラブルを防ごう

退去費用は、入居者として避けては通れない費用のひとつです。しかし、事前に相場やルールを知っておくことで、不当な請求を防ぎ、安心して引っ越しを進められます

この記事でお伝えしたように、退去費用は「原状回復費用」と「クリーニング費用」が中心で、おおよそ2万円〜10万円前後が相場です。過失や特約がなければ、過度な請求はされにくい仕組みになっています。

また、退去費用を抑えるには、日ごろから部屋を丁寧に使い、入居時に状態を記録しておくことが重要です。そして、契約内容・特約の確認を怠らないこともトラブル回避のカギになります。

万が一、納得のいかない請求や支払い困難な事態になっても、まずは落ち着いて相談・交渉・確認を行いましょう。

賃貸の退去費用に関する正しい知識を持っておくことで、安心して次の生活へと踏み出す準備が整います

著者情報

RentEase(レンティーズ)運営スタッフ

RentEase(レンティーズ) は、個人・法人問わず、現在契約中のご自宅やオフィス、店舗、倉庫など、あらゆる物件の家賃・賃料をクレジットカード払いに変更できるアプリです。さらにクレジットカードポイントとRentEaseのポイントが貯まるからとてもお得に家賃支払いが行えます。

RentEaseの特徴

  • 家賃がクレカ払いに変更できる
    現在ご契約中の物件が「銀行振込」や「口座引き落とし」しか対応していなくても、RentEaseを利用したらクレカで家賃をお支払いいただけます。
  • お手続きが簡単
    不動産屋に行かなくてもスマホ上でできるため、忙しくて時間が取れない方も簡単にお手続きいただけます。初期費用・月額費用0円なので、登録だけして使いたい時に使う事も可能です。
  • Wでポイントが貯まる
    クレジットカードのポイントに加え、RentEaseポイントが貯まります。日々の固定費を賢く支払いながら、貯まったポイントはショッピングや旅行にお使いいただけます。

関連記事

関連記事が見つかりませんでした。

一覧に戻る

家賃支払いを、もっと簡単に、もっとお得に

RentEase(レンティーズ)アプリ
ダウンロードしよう!